美容皮膚科女医によるブログ |
今日は暖かいですね~~~紫外線の季節、いよいよ到来です。紫外線対策はバッチリですか?
私は先日、お化粧道具を一式忘れて一泊旅行に出かけて、日焼け止めも何も塗らずに屋外で過すという暴挙を犯してしまいました(;´Д`)日頃使っているハイドロキノンと、ビタミンC誘導体によるアフターケアのお陰か、今のところは目に見える影響は出ていません。 美白成分ではビタミンCやアルブチンが有名ですが、「ハイドロキノン」はそういったものよりもずっと美白効果が高くて、現在知られている美白成分で最強のものです。 ハイドロキノンは、シミやくすみのもとであるメラニン色素を壊して、さらに新たなメラニン色素ができるのを阻止する効果があります。つまり、今あるシミも薄くして、今後新らしくできるシミをも予防するという、なんとも頼もしい美白剤なのです。 ハイドロキノンは濃度が高いほど効果が高いのですが、濃度が高くなると、その分お肌への刺激も強くなります。肌に異常が出た場合は、低濃度のハイドロキノンに変えたり、ハイドロキノンの代用としてビタミンC誘導体を使うなどします。 敏感肌の方は、いきなり顔にハイドロキノンを塗るのではなくて、腕の内側など、目立たないところでパッチテストして、異常が出ないことを確認してから使用してください。お肌に合わないのにハイドロキノンを長く使用していると、逆に色素沈着が起こることもあるので要注意です! 当院の美白クリームは、ハイドロキノン4~10%配合です。更なる美白効果と、お肌の酸化(サビ)予防効果を狙って、ビタミンC誘導体もたっぷり配合しています。 ハイドロキノン配合クリームにありがちなザラザラ感もなく、美白と同時に保湿効果もあります。洗顔・保湿の後、ハイドロキノンクリームを気になる部分にたっぷり塗布して下さい。美白剤は冷蔵庫から出してすぐだと固くて伸びが悪いですから、手のひらに必要なだけ取って、体温で少し柔らかくしてから伸ばして下さい。しみには、トレチノインを併用すると、更に効果が高くなります。 ハイドロキノン配合のクリームは少しずつ効果が落ちますので、劣化を防ぐのために冷蔵庫保存して、1.5~2ヶ月に1度、新しい物に交換して下さい。 ハイドロキノンは新たなシミの予防にもなるので、南の島に旅行するなど、紫外線にあたる予定がある場合、その2週間前からしっかりとハイドロキノンを使い続ければ、紫外線にあたった後のしみ予防になります。紫外線にあたるとき、もちろん日焼け止めは必須です!できれば日傘も使いたいところ。紫外線にあたった後は、ビタミンC誘導体をたっぷり塗布、できればイオン導入かコットンパックして、そのあとでハイドロキノンクリームを塗布します。 これで紫外線対策は万全です(・∀・)
by bathlovejp
| 2008-03-23 12:32
| スキンケア
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